マーク・トゥ・マーケット
マーク・トゥ・マーケットは、各種金融商品の取引において、現在保有している資産(ポジション)を実際の市場価格(市場レート)で計算し、時価で評価し直す(現在価値に引き直す)ことをいいます。
これは、外国為替取引やCFD取引、先物・オプション・スワップ等のデリバティブ取引などで日常的に行われ、日々の損益管理の基本となるものです。
例えば、外国為替取引においては、ドル買い・円売りの場合、市場レートで今売った時に、どれだけの利益または損失が出るのか、またドル売り・円買いの場合、市場レートで今買い戻した時に、どれだけの利益または損失が出るのかを計算(把握)することをいいます。