IFO注文
IFO注文(アイエフオー)は、「If Done + One Cancels the Other order」の略で、IFD注文とOCO注文を組み合わせたセット型注文をいいます。
これは、「新規注文」と同時に、その新規注文が成立した場合に初めて有効となる「OCOの決済注文(利食い、損切り)」をセットで出すことができるため、非常に利便性と安全性が高いと言えます。
なお、決済注文は、新規注文が成立してからも変更できるので、相場状況を見て適宜見直すことが大切です。
IFO注文の特色
IFO注文は、新規注文と決済注文(利食い、損切り)がワンセットでできる自動注文です。(IFO注文=IFD注文+OCO注文)
IFO注文の活用例
IFO注文は、完全自動注文として様々な場面で活用できます。
●ドルロング(ドル買い)の例
現在値が1ドル=115.00円のとき、新規注文の買いを1ドル=114.00円に指値し、また決済注文の売りを1ドル=116.00円の「指値(利食い)」と1ドル=113.00円の「逆指値(損切り)」に指定することができる。
●ドルショート(ドル売り)の例
現在値が1ドル=115.00円のとき、新規注文の売りを1ドル=116.00円に指値し、また決済注文の買いを1ドル=114.00円の「指値(利食い)」と1ドル=117.00円の「逆指値(損切り)」に指定することができる。