順ザヤ

順ザヤは、「順鞘」とも表記され、投資対象(保有銘柄)の値動きが予想通りに推移し、買付価格よりも現在価格や売却価格の方が高くなり、利益が出る状態のことをいいます。
これは、売り値が買い値より高いというように、値段の開きが本来あるべき状態になっていることを指します。
また、相場において、二つの銘柄を比較した時に、本来高いはずのものが高く、本来安いはずのものが安くなる場合にも使われます(先物価格が現物価格を上回っている順当な状態など)。

さらに、上記の他にも、先物取引において、当限より中限が高く、中限より先限が高くなっている相場を意味することもあります。