運用方針

運用方針は、世の中において幅広く使われる用語で、国語辞書では、運用とは「物の機能を生かして用いること、活用。
金銭を利殖などの目的のために他の財産形態に変えること。運転・操船」のことを意味し、一方で方針とは「方位を示す磁石の針、磁針。これから進むべき方向、目指す方向」のことを意味します。
これは、資産運用においては、「運用する時の考え方や姿勢」のことをいいます。

一般に運用方針が明確でないと、羅針盤のない船のように、資産運用で目指すべきゴール(目標)に辿りつけなくなることもあるので、運用を行う際には、運用会社などの法人だけでなく、個人も明確にしておいた方がよいです。
なお、投資信託では、運用会社によって、各々のファンド毎に決められており、その内容は目論見書等で確認することができます。
例えば、「安定した収益の確保を目指すために、どのような株式や債券、短期金融商品などを、どのような割合で、どのように運用するか」という形で示されています。