片端入れ
片端入れは、金利(利息)などの計算において、初日(計算開始日)または最終日(計算終了日)の一方のみを入れて計算することをいいます。
これには、計算開始日は含まず、計算終了日のみを入れて計算するケースと、計算開始日は入れて、計算終了日は含まないで計算するケースの2つがあります。
また、「片端入れ」に対して、初日(計算開始日)と最終日(計算終了日)の両方を日数に入れて計算することを「両端入れ」と言います。
<片端入れの具体例>
・預金の利息計算は、預入日から払戻日の前日までの日数を数える、365日の日割計算になっている。
・債券の利回り計算や所有期間に対応する利払いの計算をする際などは、残存日数や経過日数等の日数計算の際に片端入れで計算する。