スプレッド
スプレッド(Spread)は、一般的には「広がること、広がり、値幅、差額」を意味します。
これは、金融取引においては、二つの商品における「金利差」や「価格差」のことをいいます。
通常、株式にしても、債券にしても、コモディティ(商品)にしても、各銘柄の間には必ず価格差や利回り差などのスプレッドが発生しており、そこに一つの投資機会があり、これを利用した取引のことを「スプレッド取引」、また利回り差のことを「イールドスプレッド」などと言います。
また、スプレッドは、外国為替証拠金取引(FX)においては、通貨ペアの提示レートの買値(Bid)と売値(Ask、Offer)の差のことをいう場合もあります。
例えば、米ドル/円で、レートが「105.15-20」の場合であれば、スプレッドは5銭ということになり、これは顧客にとってコストの一つになります。そのため、FXをするにあたっては、取引手数料だけでなく、スプレッドにも注意することが必要です。