インフレーションリスク

インフレーションリスクは、「インフレリスク」とも呼ばれ、世の中のモノやサービスの価格(物価)が上昇することによって、貨幣(お金)の実質的価値が低減するリスクのことをいいます。
これは、物価が継続して上昇する状態である「インフレーション(インフレ)」が起こることにより、相対的にお金の価値が下落し、保有資産の価値が目減りする可能性(リスク)のことを意味します。

一般に資産運用においては、運用する金融商品の利率などより、インフレ率(物価上昇率)の方が高い場合に「インフレリスク」が生じます。
また、インフレに伴って金利が上がることにより、インフレ時には預貯金や現金などの実質的価値が下がるのに対して、株式や不動産、コモディティ(商品)などは価格が上昇することが多いため、株式・株式投信・ETF・REIT・金・プラチナなどへの投資は、インフレリスクに対応可能であると言われています。