金利変動リスク

金利変動リスクは、「金利リスク」とも呼ばれ、金利の変動によって、資産や負債の価値が変動するリスク(可能性)のことをいいます。
これは、債券投資においては、金利の変動(上昇・下落)によって債券価格が変動するリスクを意味し、具体的には、固定利付債を購入した後に、市中金利が上昇すると当該債券の魅力が薄れ、債券価格が値下がりする一方で、市中金利が下落すると当該債券の魅力が高まり、債券価格が値上がりすることを指します。

なお、金利変動リスクは、個人の金融取引では、金利上昇が支払利息の増加につながる住宅ローン(変動金利タイプ)などにあるほか、金利上昇が投資価値を減少させることになる固定利付債や債券ファンド、REITなどにもあります。