年平均利回り
年平均利回りは、単に「利回り」とも呼ばれ、一定期間に得られた収益(利子、配当等)を元本で割り、年換算したものをいいます。通常は、1年間の率で表示され、金利に相当する概念となっています。
また、利回りとは区別して、運用期間が1年を超す場合の収益率を1年あたりの平均値に直したものを限定して言う場合もあります。
例えば、元本100万円を運用して、5年後の満期時に元利合計で110万円を受け取った場合、年平均利回りは{(10万円÷100万円)÷5年}×100=2.0%となります。
なお、本用語と関連したもので、少し異なる概念のものとして「利率」がありますが、これは、金融商品を購入した時に、元本に対して支払われる利息の割合のことをいい、通常は年換算した「年利率」で表示されます。