割安株投資

割安株投資は、「バリューアプローチ」や「バリュー投資」とも呼ばれ、企業の価値を分析して、利益や資産などの基準に対して割安なものに投資する手法のことをいいます。
これは、株式投資において、ポートフォリオ構築のために使われる手法の一つで、企業の本来の価値に対する「株式の割安度」を特に重視することになります。

実際に投資をするにあたって、割安度を判断する際には、市場平均と比べて、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)の低いもの、配当利回りの高いものなどが代表的な選択基準となります。
また、これらの基準をもとに、株価が市場で割安に置かれている企業(銘柄)がその対象となります。

一般に割安株投資は、最終的に成功した場合、非常に大きなリターンを得られますが、その一方で将来的に市場で再評価されて株価が大きく上昇する可能性のある銘柄(割安株)を見極めることが非常に難しいと言えます。
これについては、単に指標面を見るだけでなく、その銘柄の実体面(事業内容、競争優位性等)もよく調べることが重要となります。