預かり資産

預かり資産は、金融機関が顧客から預託を受けた、株式や債券、投資信託、現金などの資産のことをいいます。
これは、銀行や証券会社、外国為替取引会社、商品先物会社などの金融機関が、顧客から預かっている資産のことを意味します。
また、預かり資産の総額については、その金融機関の「顧客の規模」を示す指標としても見ることができます。

一般に預かり資産は、金融機関の資産とは別のものであり、通常、分別管理することで保護されています。
また、預かり資産の種類や金融機関によって保護の仕組みが異なっており、実際の取引にあたっては、預かり資産の保護の仕組みをよく理解した上で、預かり資産の保護に不安(問題)のない金融機関を選択することが重要となります。
(例えば、証券業界の場合、日本投資者保護基金がある)