逆指値注文

 

逆指値注文は、「ストップ注文」とも呼ばれ、現在提示されている実勢価格(レート)ではなく、ある価格(レート)以下になったら売る、ある価格(レート)以上になったら買うといった売買注文を出すことをいいます。
また、これとは反対(逆)に、現在提示されている実勢価格(レート)より安い価格(レート)で買う、または高い価格(レート)で売るといった売買注文を出すことを「指値注文(リミット注文)」と言います。

一般にストップ注文は、マーケット取引において、新規注文や決済注文の際に、損切り注文(ストップロス)、利食い注文(プロフィットテイク)、レンジ相場後の注文(レンジブレイク)の3つの用途で活用することが多いです。

損切り注文:損失の限定

ドルロング(ドル買い)で、買い値が1ドル=120.00円、現在値が1ドル=119.50円の時、損切りレートを1ドル=118.50円と設定する場合に活用。

利食い注文:利益の限定

ドルロング(ドル買い)で、買い値が1ドル=120.00円、現在値が1ドル=122.50円の時、もうしばらく円安が進むのではないかと様子を見つつ、万が一円高に振れても1ドル=122.00円で利益を確定したい場合に活用。

レンジ相場後の注文:新たなトレンドに乗る

レンジ相場を抜けると、抜けた方向にレートが一気に進み、新たなトレンドを形成することがある。
例えば、現在値が1ドル=121.00円、最近のレンジが1ドル=120.00~122.50円の時、1ドル=123.00円で新たな円安の勢いに乗りたい場合に活用。