評価損

評価損は、「含み損」とも呼ばれ、外貨資産や有価証券、不動産などの保有資産において、現在の価格(時価)が購入時の価格(簿価)よりも低い場合に、その差額のことをいいます。
これは、ある時点での潜在的な(評価上の)損失額のため、実際に売却(差金決済、反対売買)するまでは金額が確定しません。

なお、評価損とは逆に、現在の価格(時価)が購入時の価格(簿価)よりも高い場合に、その差額のことを「評価益」と言い、また実際に取引が完了して、損失が確定した場合は「実現損」と言います。

評価損益=保有資産の時価-保有資産の簿価

・市場価格で計算した時に利益が出ている場合:評価益

・市場価格で計算した時に損失が出ている場合:評価損