約定代金

約定代金は、売買契約において、執行された注文の売買が成立した代金のことをいいます。
これは、株式や債券、投資信託、外国為替、コモディティなど、資産運用全般で日常的に使われる用語で、買い注文または売り注文が成立(約定)した時に「約定代金=約定値段×約定数量」で計算され、手数料や消費税等を加味した受渡代金とは異なります。

なお、投資信託においては、通常、口数と基準価額を掛けた金額のことですが、買付時に信託財産留保額を負担するファンドでは、口数×(基準価額+信託財産留保額)が買付約定代金となり、売却時に信託財産留保額を負担するファンドでは、口数×(基準価額-信託財産留保額)が売却約定代金となります。