決済

決済は、国語辞書では「代金や商品・証券、または売買差金の受け渡しによって、売買取引を済ませること」を意味します。
通常、商取引を行うと、品物等を引き渡したり、金銭を支払ったりする権利(債権)や義務(債務)が生じますが、決済とは、詳しく言えば、それらの債権や債務のうち、金銭に関するものについて、実際に金銭の受け渡しを行って、債権や債務を解消することをいいます。

一般に株式や債券、投資信託、先物取引、オプション取引、外国為替証拠金取引、CFD取引などの金融取引においても、取引の約定に基づき、代金または現物等の受け渡しによって売買取引を完了させることが「決済」です。
これは、資産運用を行う上で基本的なことであり、また同時に重要なことでもあるので、その仕組みについて、しっかりと理解しておくことが必要です。