前回のATM手数料の話は
「あの手数料は利便性の代償だから損じゃない」
という人もいると思いますので、それを根拠に銀行預金は絶対に損する。
と言っても納得しがたいと思います。
でもご安心ください。
日本で生活している人であれば、どの銀行にお金を預けようが
ATMの手数料は一切払っていないって人だろうが確実に
預けたお金は減っています。
「いやいや、私の預金は減ってませんが・・・」
そうなんです。減っていないように見えるから厄介なんですよ・・・。
■あなたは既に銀行預金で100%損しています
どういうことかと言いますと。
今、円(お金)の価値が下がっているということはご存知でしょうか?
安倍晋三首相や日本銀行の黒田東彦総裁が
「インフレターゲット2%」とか
「物価上昇2%」等と言っているのは知っていますよね。
これを簡単に言いますと
【モノの値段が高くなるように努力します】ってことを
日本のトップである安倍首相と、銀行の親玉である日本銀行黒田総裁が
明言しています。
そして2016年1月4日には
「必要と判断すれば、さらに思い切った行動をとる準備がある。
できることは何でもやり、2%の物価上昇を必ず実現する」
と言ってますから今年もモノの値段は上がっていきます。
ではこの
「モノの値段が上がっていく」
と
「預金が減っている」
ことにどういう関係があるのか?
結果を先に言えば
「モノの値段が高くなる事とお金の価値が下がることは一緒ですよ」
「お金の価値が下がるってことは口座内で眠っている預金はの価値も下がる」
ということを言いたいんですが、安倍首相や黒田総裁がやろうとしている
物価上昇2%(インフレ2%)目標と私たちの預金が減っていくことの
関係を詳しく見ていきましょう。
インフレとか物価が上がるってちょっと理解できてないかも。
って人はこちらの記事を参考にしてください。
【多くの人がインフレーションについて間違えてるんだけど、社会の先生はどうやって教えてんの?】(アップされ次第つながります)
→次【投資は危険だ!5→銀行預金は100%損する投資【銀行編2】】