複利効果
複利効果は、資産運用において、リターン(収益)がリターン(収益)を生む効果のことをいいます。
これは、運用で得た収益を元本に加えて再び運用することにより、収益が収益を生んで膨らんでいく効果のことを指します。
例えば、定期預金では、元金部分と利息部分の合計を再度預け入れる「元利継続」での運用が該当し、また投資信託では、分配金を現金で受け取らず、分配金を再び同じファンドに投資する「分配金再投資」での運用が該当します。
(ファンドの場合、分配金が出なかったり、値下がりなどで、複利効果が見込めなかったり、損することもあり)
なお、複利とは、利息の計算方法の一つで、一定期間毎に利息を元本に組み入れ、その元本に対して利息が計算されるもの(利息が利息を生むもの)を言うのに対して、当初の元本に対してのみ、利息が計算されるものを「単利」と言います。