ついにポテトチップスは空気を売るようになった

potatochips

生活に最低限必要な電気・ガスの料金や文房具に食料品にお菓子。
そして遊園地の入場料も値上がりし、ありとあらゆるモノが値上がりしました。
コレ、ただの値上がりじゃないですよ。
お金の価値が下がってるんですよ。
わかりやすい(?)例を出しますと。
ポテトチップスの値段は特売じゃない限りどのスーパーに行ってもだいたい100円です。

昔のポテチは100円で90グラム入っていました。
今のポテチは100円で60グラムしか入っていません。

「空気を売ってんじゃないんだから」

って言いたくなるくらい内容量が減って中身スッカスカじゃないですか。
値段は昔と変わらないのに・・・。

同じ100円で買えるポテチの量は昔と比べて30%以上減少しました。

100円の価値が30%以上減少したってことです。

お金の価値(日本円の価値)が下がっているからこれだけありとあらゆるモノの値段が上がっているんです(上がったように見えるんです)。

 

じゃあ、銀行口座に入っているお金【預金】の価値はどうなるの?

お金の価値がどんどん下がっている現状、預金の価値はどうなっているのでしょうか?

モチロン預金とは不動産や株式や債券ではなくただの現金ですので、同じように価値が下がっていきます。

でも安心してください。

預金の場合にはお利息が貰えますので、そのお利息分のプラスで、お金の価値が下がるというマイナスを相殺することが可能です。

じゃあ預金でのお利息はどれくらいかというと。

何度も何度もすみません・・・。
三菱東京UFJ銀行の普通預金のお利息は【0.02%】ですので、毎年0.02%モノの値段が上がっても(お金の価値が下がっても)プラマイゼロになりま・・・せん。

お利息には20%の税金がかかるんでしたよね。

まあ、話がややこしくなるので、そのまま0.02%で考えたとしても、それくらいしか相殺できないってことです。

丸亀製麺の「うどん」であれば280円から290円に値上がりしました。
これで約【3.6%】の値上げです。

うどんの値段が3.6%高くなった間に、銀行口座で眠っている預金は0.02%しか上がらない。

これは丸亀製麺のうどんに限った話なので分かりにくいかもしれませんが、「あらゆるモノで2%の値上げをするぞー」と頑張っているのが今の日本なので、現金や預金として持っているお金はどうあがいても100%損してしまうんです。

 

→投資は危険だ!7→銀行預金は100%損する投資【銀行編4完】

「銀行預金が100%損するんだったらどうすりゃいいんだよ」